新色＜クドケ＞クドケ２ブラック

08/13/2022 12/28/2023

日本橋・三越店

KUDOKE
KUDOKE2 BLACK

ドイツの独立時計師ステファン・クドケ氏が創設したブランド「クドケ」。２つのコレクションのうちの１つ【HANDwerk/ハンドヴェルク】（ドイツ語で手仕事の意）から、新色「KUDOKE2 BLACK」をご紹介致します。

このモデルは2019年のGPHGで、“Petite Aiguille” Prize（小さな針賞）を受賞した「KUDOKE 2」のブラックダイヤルバージョンとなります。2針というシンプルな機能にデイ＆ナイトディスクを12時位置に配したユニークなモデルです。（※2針にこの機能が搭載されている時計はあまり見かけません。）

クドケ氏の手彫りで作製されたドーム型のデイ＆ナイトディスクがブラックダイヤルにポイントとして浮かびます。あくまでも個人的な感想ですが、同モデルの中で1番このディスクが“映える”ダイヤルカラーをしているように思われます。

KUDOKE2のホワイトダイヤルや先日ご紹介したKUDOKE2の限定ブルーダイヤル は、文字盤をよく見るとパウダースノーのように表面がキラキラと美しく輝く加工がされていましたが、このブラックダイヤルはマットなパウダー状の質感を持ちます。以前ご紹介したKUDOKE１アンスラサイトに近い質感です。

ケースの側面。39㎜というアンダー40㎜のサイズ感と、カーブを描いたラグにより、腕の細い方でも装着感は良好です。

自社製手巻きムーブメント「KALIBER 1-24h」搭載。プレートに施された独特な質感の梨地仕上げは、細かい石を混ぜたオイルにプレートを浸し、指でゆっくり擦り上げていくという手作業による地道な作業により表現されます。また、中心から伸びるように配置されたテンプ受けは、彫金が施された昔の懐中時計を思わせる古風な印象です。