KUDOKE
KUDOKE2 BLUE
Limited Edition

ドイツの独立時計師ステファン・クドケ氏が、独立時計師協会(AHCI、通称アカデミー)の正会員になったという嬉しい知らせが届いたのは2021年11月のこと。現在、この協会の正会員は30人程しかいなく、世界中の時計愛好家から常に注目を浴びる存在です。今回は同ブランドの2つのコレクションのうちの1つ【HANDwerk/ハンドヴェルク】(ドイツ語で手仕事の意)から、新作の限定モデル「KUDOKE2 BLUE」をご紹介致します。

このモデルは2019年のGPHGで、“Petite Aiguille” Prize(小さな針賞)を受賞した「KUDOKE 2」のブルーダイヤルバージョンとなります。当ブログでも何度かご紹介しておりますが、2針というシンプルな機能にデイ&ナイトディスクを12時位置に配したユニークなモデルです。(※2針にこの機能が搭載されている時計はあまり見かけません。)

 

KUDOKE2のホワイトダイヤルは、文字盤をよく見るとパウダースノーのように表面がキラキラと美しく輝く加工がされていましたが、このブルーダイヤルも同様の加工が施されています。

 

しなやかなライトブラウンのレザーストラップには、文字盤の色に合わせたブルーのステッチが施されています。

 

ケースはドイツ時計らしいボリュームがありますが、ラグは腕に沿うようカーブを描いており、良好な装着感です。

 

自社製手巻きムーブメント「KALIBER 1-24h」搭載。プレートに施された独特な質感の梨地仕上げは、細かい石を混ぜたオイルにプレートを浸し、指でゆっくり擦り上げていくという手作業による地道な作業により表現されます。また、中心から伸びるように配置されたテンプ受けは、彫金が施された昔の懐中時計を思わせる古風な印象です。

独立時計師協会(AHCI、通称アカデミー)の正会員となったクドケ氏の限定作品。ご興味ある方は是非お問合せください。

 

KUDOKE
KUDOKE2 BLUE
Limited Edition

手巻き(Kaliber 1-24H)、パワーリザーブ:46時間、28,800A/h、SS、ケース径:39.0mm(厚さ10.7㎜)、5気圧防水

税込価格:1,540,000円 ※【2022年7月現在の価格】

 

日本橋三越店 園田

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています