独自の哲学を貫き続ける独立系時計メゾン「レイモンド ウェイル」が、今年で創業50周年という記念すべき節目を迎えるにあたり、その深い魅力と歴史をあたらめて紐解いていきたいと思います。


1976
年、50歳での「大胆な決断」
ブランドの物語は、1976年のジュネーブから始まりました 。当時は「クォーツショック」によってスイスの時計産業が未曾有の危機に瀕しており、多くのブランドがその歴史に幕を閉じていた激動の時代です。
そんな逆境の最中、創業者レイモンド・ウェイル氏は50歳という年齢で、自身の名を冠したブランドの設立という「大胆な決断」を下しました。時計職人としての訓練を受けていたわけではありませんでしたが、彼には「高品質かつ誠実な時計を世に送り出す」という揺るぎない信念と情熱がありました。

50歳で夢を追い、立ち上げたブランドが、いま再び「50周年」という時を刻んでいる――。この運命的な数字の重なりは、彼のパッションが時代を超えて正しく受け継がれてきた証といえるでしょう。

3代へと受け継がれるファミリービジネスの誇り
レイモンド ウェイルは、現在では数少ない「創業家が運営する独立したファミリー企業」です。創業者から2代目のオリヴィエ・ベルンハイム氏、そして現在は3代目のエリー・ベルンハイム氏へと、その精神は脈々と受け継がれています。

大資本のグループに属さない独立企業だからこそ、株主の顔色をうかがうのではなく、自分たちが理想とするデザインや音楽への愛を、迅速かつ柔軟に時計造りへと投影できるのです。

こうした「独立性と誠実さ」という価値観は、私たちシェルマンが大切にしている哲学とも深く共鳴しています。過去にはその絆の象徴として、特別なコラボレーションモデルを発表したこともありました。

シェルマンでの50周年アニバーサリーフェアの開催

この偉大な足跡を祝し、日本橋三越本店、伊勢丹新宿店、三越銀座店の3店舗にて「50周年アニバーサリーフェア」を開催いたします。半世紀という時間をかけて磨き上げられたクラフトマンシップと、現代に息づく情熱を体感していただける特別な機会となります。

伝統を再解釈する現行コレクション
今回のフェアでは、ブランドのアイデンティティを体現する最新モデルも一堂に会します。

  • ミレジム (MILLESIME)

ヴィンテージウォッチの美学を現代的な解釈で蘇らせたシリーズです。セクターダイアルなどのクラシックな意匠とモダンな仕上げが融合しており、時計界の権威あるGPHG(ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ)でも高く評価されています。

  • トッカータ (TOCCATA)
    ブランドの根幹にある「音楽」への敬愛を形にしたエレガントなコレクションです。タイムレスな美しさと高いコストパフォーマンスを両立しており、日常に品格ある旋律を添えてくれます。

 

逆境から生まれた時計が、人々に響く理由
クォーツショックという荒波の中で産声を上げたレイモンド ウェイル。その原点にあるのは、「どれほど時代が変わろうとも、本物の価値と情熱は決して色褪せない」という確信です。

変化の激しい現代を生きる皆様にこそ、この不屈の精神から生まれたタイムピースをぜひ手にとっていただきたいと願っています。

なお、今回の50周年を記念し、来月には3代目CEOエリー・ベルンハイム氏が来日する特別なイベントも予定しております。詳細は近日中に改めてご案内いたしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

レイモンド ウェイルが歩んできた50年の重みを、ぜひ店頭でご体感ください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

【お問い合わせ先】
日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー/シェルマン TEL: 03-6225-2134
伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチ / レイモンド ウェイル  TEL: 03-3352-1111 大代表
銀座三越 本館6階 / シェルマン  TEL:03-6228-6911

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています