CZAPEK (チャペック)

Quai des Bergues No.19 S Sea Salt Gray (ケ・デ・ベルク No.19 Sシーソルト・グレイ )

 

19世紀にフランス皇帝ナポレオン3世の支持を受け、宮廷時計職人として輝かしい功績を残したフランソワ・チャペック。その存在を知った現CEOザビエル・デ・ロックモーレル氏を筆頭に、上質な時計と卓越した技巧への熱い思いを持つ3人の企業家により、2015年に復活したのが現在のチャペックです。

ファーストモデルである「ケ・デ・ベルク」は、2つのオフセットされたサブダイヤルを持ち、フランソワ・チャペックが1850年に製作した懐中時計のデザインにヒントを得て誕生しました。

 

チャペック独自の“リコシェ・ギョーシェ”が施された文字盤は、2つのサブダイヤルにフォーカス・ポイントがあり、「波の干渉効果」により魅惑的な印象を与えています。スイス最高峰のハンドメイドのギョーシェ・ダイヤルメーカーのひとつであるメタレム社と共同で開発されたギョーシェパターンでチャペック社が特許取得。この模様というもの1850年代のフランソワ・チャペックの懐中時計からヒントを得ています。

 

復興チャペックの第1号となる手巻きムーブメントCal.SXH1は、チャペック社とクロノード社により共同開発され、ツインバレルで約7日間(168時間)ものパワーリザーブ機能を有します。

 

4時~5時位置のパワーリザーブ表記は、フルで巻き上げると日曜日からスタートすることになります。昔は日曜日に教会での祈りの際、懐中時計の時刻を合わせていた為、その名残をデザインとして取り入れたものです。

 

リューズにある「1845」の刻印は、フランソワ・チャペックがジュネーブで「Czapek & Cie(チャペック時計会社)」を設立した年です。ケース素材は、塩分濃度の高い北海の海水にも耐え得るという優れた耐蝕性を備えたXOスティールを採用。38.5㎜とコンパクトなサイズに、カーブを描いたケースは、腕に収まりも良く非常に好印象です。

伝説的なウォッチメーカー「フランソワ・チャペック」の歴史的、審美的なルーツを引き継ぐ<チャペック>の時計を、ぜひお手に取ってご覧ください。

 

CZAPEK(チャペック)

Quai des Bergues No.19 S Sea Salt Gray
(ケ・デ・ベルク No.19 Sシーソルト・グレイ )

手巻き(Cal.SHX1)XOスティール、ケース径:38.5㎜、振動:21,600 A/h、パワーリザーブ:約168時間(7日間)3気圧防水、針:チタニウム製、限定本数15本

税込価格:2,750,000

 

日本橋三越店 園田

 

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています