腕時計のサイズは、その時代のトレンドに合わせて変化をしています。少し前まで、大きなサイズの時計が盛んに取り上げられましたが、そのブームも落ち着き、最近では腕周りのバランスにあった時計をお探しの方も多いのではないでしょうか。今回、日本橋三越店では、1月20日(水)から2月8日(火)まで、Small Watch Fairと題して、40mm未満の腕時計に焦点をあててご紹介いたします。
現在では当たり前のようになっている40mm以上のケースサイズですが、腕時計黎明期の1930年代は30mm前後が一般的でした。女性用で用いられた、小ぶりな懐中時計のムーブメントをベースに開発された時計は現代から考えると非常に小ぶりではあるものの、時代を超える名作もこの時代に生まれています。時代を経るに従い、35mm、38mmと腕時計は大型化、45mmを超えるようなデカ厚時計がもてはやされた時期もありました。
現在では状況も変わり、各メーカー様々なムーブメントを使用し、ケースサイズに関しても40mm以下がラインナップに見受けられるようになりました。ただ、決して40mm未満の小ぶりなサイズはまだまだ多くはないのが現状ではないでしょうか。
シェルマンで取り扱う独立系メーカーは、トレンドに左右されることなく、少量生産でそれぞれにこだわりを持ったモノづくりを行っており、小径のムーブメントや、サイズ感にこだわったアイテムもご用意がございます。また、メーカーによってはケースサイズやデザインなどお好みに合わせてのカスタムも可能です。
腕周りとのバランスも気になる方も様々なサイズの時計をお試し頂けるこの機会、ぜひご来店お待ちしております。