イタリアで時計修理に携わっていたヴィンセント・カラブレーゼ氏。
「一目でムーブメントの魅力が伝わるムーブメント以外何も見えない腕時計をつくりたい」
そんな強い想いと情熱から生まれたのが、このコルムを代表する傑作である『ゴールデンブリッジ』です。
カラブレーゼ氏は1977年に革新的な時計作りで知られるコルムと協働し、3年の歳月を経て1980年に初代ゴールデンブリッジが完成さしました。
ムーブメントそのものを文字盤の中央に縦一列で配置するという大胆な設計は、当時の常識を覆すものであり、いまなおコルムの精神を象徴するモデルとして高く評価されています。
コルム設立50周年記念となる2005年にムーブメントや防水性能に改良を重ね、美しさだけでなく実用性も兼ね備える進化を遂げており、現在ではコルムの代表的な世界の時計愛好家を魅了し続けているタイムピースです。
年間製作本数はシリーズで約150本とごくわずかであり、組み立てもコルム本社にて2名しか行えないこちらのタイムピース。特別なムーブメントにふさわしい、技術力を必要とされるあえて強度が少ない18金ゴールドを素材に採用しています。
幅わずか33㎜×厚さ3㎜のムーブメントにはアカンシスの花とシダ植物がモチーフの彫金が施され、その存在は腕に乗せた瞬間さらに美しい輝きがいっそう際立ちます。
また、その美しいムーブメントがどの角度でも愉しめるように、ケースサイドの部分もシースルー仕様になっており、機構の動きを魅せる徹底したムーブメントへのこだわりを強く感じます。
また、表面や裏側に施されている美しいカーブが、手首に沿った自然なフィット感を生み出し装着時の心地よさを一層高めます。その機能美とつけ心地の調和がこのモデルの魅力をより深めています。
現在、こちらのタイムピースはシェルマン日本橋三越店にて開催中の「TIMELESS WATCH FAIR」
(10月8日〈水〉~10月28日〈火〉まで)でご覧いただけます。
ぜひこの機会に、時代を超えて愛される革新の象徴「ゴールデンブリッジ」をお手に取り、機械時計の美をご体感ください。
GOLDEN BRIDGE CLASSIC
手巻き
パワーリザーブ:約40時間
石数:19
ケースサイズ:34.00 × 51.00 mm
ケース厚み:11.35 mm
ケース素材:18Kローズゴールド
防水:30 m
ガラス:サファイアクリスタル(無反射コーティング)