ドイツの独立時計師ブランドKUDOKE(クドケ)より、ブランドの美学と手仕事の精神を象徴する注目のニューモデル「KUDOKE 3 Raspberry(ラズベリー)」が発表されました。2004年の創業以来、家族経営の独立した体制を守りながら洗練されたタイムピースを生み出し続けてきたKUDOKE。世界最高峰の時計イベント「WatchTime New York」への初出展を記念して誕生した今作は、受賞歴を誇る「HANDwerk」コレクションの新たなカラーバリエーションです。
華やかで鮮やかなカラーリング
「KUDOKE 3 Raspberry」最大の魅力は、その独特で美しいダイヤルデザインにあります。シルバーホワイトのフロスト仕上げを施したベース文字盤に、鮮やかなラズベリーカラーの上部ダイヤルを配置。深みのある赤とクリアな白のコントラストが、手元を優雅に引き立てます。象徴的なヒートブルーの針は、ラズベリーレッドのステッチがアクセントとなったブルーのレザーストラップと組み合わされ、印象的でありながら洗練された構成を生み出しています。
KUDOKEのニューヨーク出展のために特別に作られたこのカラーパレットは、アメリカ合衆国が独立250周年を迎えるにあたり、同国に関連する象徴的なカラーを控えめに表現しています。しかし、そのインスピレーションはこの歴史的な節目にとどまりません。KUDOKEにとってこれらのカラーは、コレクターと独立系時計師の双方が共有する価値観、「個性」「創造性」「自らの道を歩む自由」を象徴しています。
「独立しているからこそ、私たちは自分たちが作るべきだと信じる通りに時計を作り出すことができます。伝統的なクラフトマンシップを守り、自らのアイデアを追求し、自分のペースで進化していくことができるのです。その自由こそが、独立系時計製造における最高の特権の一つです。」 —— ステファン・クドケ(Stefan Kudoke)

GPHG受賞歴を誇る「KUDOKE 3」独自の時刻表示機構
2023年に発表された「KUDOKE 3」は、「HANDwerk」コレクションに時刻表示の全く新しい独自の解釈をもたらしました。特徴的な3本腕のアワー針(時針)が3つの独立したスケールにわたって順に時間を指示し、大きなヒートブルーの分針がダイヤルの視覚的中心であり続けます。その結果、直感的でありながら一目でそれとわかる表示が完成しました。これこそがKUDOKEのシグネチャーデザインです。
わずか1年後、「KUDOKE 3 Salmon」は、 GPHG(ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ)2024 にて「Petite Aiguille」を受賞し、現代の独立系時計製造における最も特徴的な創作の一つとして評価されました。
新作「Raspberry」エディションは、時計のキャラクターを変えるのではなく、新鮮で鮮やかなカラーパレットを通して表現することで、そのストーリーを継承しています。

ザクセン伝統の手作業が光る自社製ムーブメント「KALIBER 1」
ケース裏のシースルーバックからは、KUDOKEの自社製手巻きムーブメント「KALIBER 1」の美しい姿を鑑賞できます。歴史的なイギリスの懐中時計にインスピレーションを得たムーブメント構造には、フロスト仕上げや美しい面取り加工が施されています。さらに、テンプ受けにはブランドの象徴である「∞(無限大)」のシンボルが手彫りで細密に刻み込まれています。
量産化の時代に宿る「真のラグジュアリー」
大規模なグループ傘下に属さず、小規模な工房で職人たちの手作業によって1本1本生み出されるKUDOKEの時計。効率化や流行に左右されることなく、創業者ステファン・クドケの理想を追求し続ける姿勢そのものが、現代における「真のラグジュアリー」と言えます。
大量生産品では決して味わえない、手仕事の温もりと独創的なデザイン。手元に届く本数には限りがありますが、時代を超えて愛せる逸品を探している時計愛好家にこそ手にしてほしい至高のタイムピースです。


KUDOKE 3 Raspberry
ケース:ステンレススチール、ポリッシュ仕上げ
ケースサイズ:直径 39 mm(厚さ 9.8 mm)
防水性能:5気圧防水
ムーブメント:KALIBER 1(手巻き)
振動数:28,800振動/時(4Hz)
パワーリザーブ:約46時間
テンプ受け:無限大シンボルの手彫り刻印
ストラップ:ラズベリーカラーのステッチ入りネイビーブルー牛革ストラップ(アリゲーター型押し)
価格予価:2,090,000円税込 ※8月現在

STEFAN KUDOKE(ステファン・クドケ)について
20年以上前、ステファン・クドケは後に彼の妻でありビジネスパートナーとなる女性へ、野心的なアイデアを共有しました。 「いつか、自分の時計を作りたい。」その当時、彼はすでに時計師マイスターの資格を取得しており、名門ブランドで貴重な経験を積んでいました。
経営学を学びながら、彼は2004年に学業や本業と並行してKUDOKEを設立。学位を取得した後の2008年、彼は自身のビジョンにフルタイムで挑むことを決意し、伝統的なクラフトマンシップと独自の芸術的アイデンティティを融合させた時計の創造に専念するようになりました。
ステファンは当初、手作業によるスケルトン化と彫刻を施した「KUNSTwerk」の創造により世界的に認知されました。芸術面だけでなく技術面でも時計製造への独自のアプローチを表現したいという情熱から、彼は2018年にKUDOKE初の自社製ムーブメント「KALIBER 1」を搭載した「HANDwerk」コレクションを発表しました。
「伝統的なクラフトマンシップを保存しながら、オリジナルのものを創り出すことが常に私の目標でした。独立系時計製造の未来は、何世紀もの知識を尊重しつつ、それを自分自身の方法で解釈する自由を持つことにあると信じています。」 —— ステファン・クドケ
今日でもKUDOKEは、7人のチームで運営される独立したファミリーマニュファクチュールのままです。2023年以降、同社はドイツの静かな村バイファ(Weifa)にある専用のアトリエを拠点とし、ザクセンの高級時計製造の伝統に従って、毎年わずかな本数のタイムピースを手作業で製作しています。


