モリッツ・グロスマン「パワーリザーブ・ヴィンテージ」～極細針の妙～

05/04/2025 05/07/2025

日本橋・三越店

— いま、真に価値あるドレスウォッチを手にするという選択 —

装いがシンプルになりがちな現代において、腕元で静かに個性と美意識を語る“ドレスウォッチ”が、いま再び注目されています。その中でも、ドイツ・グラスヒュッテの名門〈モリッツ・グロスマン〉が手がける「パワーリザーブ・ヴィンテージ」は、まさに“真のドレスウォッチ”と呼ぶにふさわしい一本です。

最大の特徴は、19世紀の懐中時計をルーツに持つ極細の針。専任の職人が自社工房で数時間をかけて丁寧に製作しており、その繊細さと仕上げの美しさは、現代の時計づくりにおいて他に類を見ません。ドレススタイルのなかで、控えめながらも確かな存在感を放つこの針こそが、「本物」を知る大人の手元にふさわしい理由です。

文字盤には、当時のオリジナルロゴとローマ数字が配され、クラシカルな趣をそのままに。ロゴの下には、ブルーとホワイトのバーで示されるパワーリザーブインジケーターを備え、静謐なデザインの中にも機能美が息づいています。

ムーブメントには、自社開発のCal.100.2を搭載。特許技術『グロスマン製プッシャー付き手巻き機構』により、時刻合わせ時にはリューズを引いても自動で元に戻り、秒針が停止して調整モードに。調整後は4時位置のプッシャーを押すことで再始動する構造となっており、異物混入や針ズレを防ぐという、実用面でも優れた設計がなされています。