2025年3月、ドイツの独立時計師メーカー【KUDOKE/クドケ】から、新作「KUDOKE 5」が発表されました。
詳細につきましては下記よりお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー/シェルマン TEL: 03-6225-2134
伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチ / クドケ   TEL: 03-3352-1111 大代表
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新次元の時間芸術

2018年に、初の自社製手巻ムーブメント「Kaliber 1」を開発して以来、クドケのHANDwerkコレクションは、継続的に進化をしてきました。2019年に「KUDOKE 1」と「KUDOKE 2」を、2023年には時間を独創的に表現した「KUDOKE 3」を発表。続く2024年には、無限というコンセプトを取り入れた「KUDOKE ∞(インフィニティー)」が発表されています。そして今年、この進化の延長線上に、24時間表示を核とした時間と空間の斬新なつながりを提案する新作「KUDOKE 5」が登場しました。

自然のリズムを表現した直感的な時刻表示

24時間表示が脇役であった「KUDOKE 2」とは異なり、「KUDOKE 5」では24時間表示が主役となります。ハンドエングレービングが施された大きなドーム型の天球ディスクは、24時間ごとに1回転します。それを取り囲むダイヤル・リングの目盛りは、15分単位に分割されており、「夜」側にある金色の三角形のマーカーで時刻を読み取ります。単なる時刻表示にとどまらず、太陽が地平線から昇り、沈んでいく自然のリズムを表現。

直感的な時刻表示により、窓の外を見なくても昼なのか夜なのかが、一目見ればすぐに分かります。ディスクの上半分に見える部分で昼夜を表し、太陽側が上にあるときは正午12時となり、月側が上にあるときは真夜中です。また、天球の重さによる摩擦を軽減するため、24時間機構に初めてボールベアリングを採用しました。

ステファン・クドケ氏は、このモデルの為に新たにデザインしたケースを採用。ケース厚はわずか7mmで、ドーム型サファイアクリスタルを含む全高は12mmとすっきりとした印象があり、ケース径は38mmに縮小され、装着感と存在感の調和がとられています。特筆すべき点は、ドーム型サファイアクリスタルと24時間ディスクの美しさです。ディスクは空間に浮かんでいるように見え、時計から腕元で愉しめる立体的なアート作品へと変貌します。

KUDOKE 5

自社製手巻きムーブメント(Kalber1-24H)
ケース:直径38mm、厚さ12mm(視認可能な厚さ7mm)
防水性能:5気圧
振動数:28,800振動/時
パワーリザーブ:約46時間

 

 

 

 

「KUDOKE 5」について語るステファン・クドケ氏:

「KUDOKE 5」で、私たちは機械式時計製造とクリエイティブなデザインを融合させるという伝統を引き継いでいます。時間を意識的に減速させることを表現しており、急速なスピードで進むデジタルの時代に、この時計はより自然なリズムで時間を体験するよう私たちを誘います。24時間ディスクのゆっくりとした、安定した回転は、時間とは急流ではなく、絶え間ない流れであり、心して鑑賞すべき貴重な存在であることを思い出させてくれます。

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています