NOMOS GLASHUTTE (ノモス グラスヒュッテ)

TANGENTE 35

Ref.TN1A1W2

ドイツを代表する時計メーカー<ノモス・グラスヒュッテ>の定番シリーズ「タンジェント 35」をご紹介させていただきます。ノモスは数多くのブランドが本社を構え、ドイツ時計の聖地とも呼ばれるグラスヒュッテで1990年に創業しました。

1992年のファーストモデルの発表から、伝統的な機械時計と高いデザイン性を融合したモノづくりで数々のデザイン賞を受賞し注目を受け続けています。特にファーストモデルであるこのタンジェントは、発売から30年近く作られ続けている代表モデルです。

文字盤を見ると、5つのアラビア数字に用いられた独特な書体と、バーインデックスのコンビネーションの相性は抜群です。この独特のアラビア数字や、熱をいれて焼き上げる青針がノモスらしいとおっしゃる方もいるのではないでしょうか。ケースを横から見た際に、ケース、ラグなどそのすべてが直線で構成されている様に見える点から、統一された美しさを感じる方もいるかもしれません。私自身もタンジェントを所有しているため、はじめはそう思っていましたが、最近は少し見え方が変わりました。

バーインデックスに注目すると、1時と7時など対角線上のインデックスがぴたりと直線上に配置されています。視線をラグに向けるとラグもケースの上下の延長線上でピタリとそろっています。このように、直線部分はすべて揃うように設計され、細く伸びたバトン針も直線、ケースサイドからは直線に見えるよう設計されるなど、ケース、文字盤のスモールセコンド以外は直線のみの構成で徹底されています。こうした細かなデイティールの統一感が、結果として「スタイリシュ」なデザインに見えるのではないでしょうか。

もちろん数字やロゴにも直線をイメージさせているフォントがあしらわれています。これらを見た上で時計全体を見ると非常に計算されたデザインだと感じられませんか?すべての時計に言えることですがインデックスのサイズ感や針の太さによって時計の印象は大きく変わってきます。発売から30年近く経った現在でも愛され続けている同モデルの魅力を、ぜひご覧いただきたいと思います。

また、今回324日(水)から30日(火)までシェルマン銀座三越店では新館4階 ウォッチ プロモーションスペースにて<ノモス・グラスヒュッテ>カスタムオーダーフェア2021を開催しております。

時計本体に合わせて様々なストラップをご自身でお選びいただけるこの機会に、シンプルながら印象的なデザインを多く手掛ける同ブランドの時計を、ぜひ自分好みにカスタマイズしてお楽しみください。

 

ぜひ皆様のお立ち寄りをスタッフ一同心からお待ちしております。

 

 

NOMOS GLASHUTTE (ノモス グラスヒュッテ)

TANGENTE 35

Ref.TN1A1W2

手巻き、SS、ケース径:35mm3気圧防水

 

 

銀座三越店 上野

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています