WEMPE (ヴェンペ)

IRON WALKER Automatic 40

Ref.WI100006

 

ヴェンペの新作アイアンウォーカーは高い外装クオリティーと、シチュエーションを選ばないスタンダートなデザインから、多くの方に評価していただいています。今回はアイアンウォーカーだけでなく、ヴェンペの全モデルが取得しているドイツクロノメーター規格と、裏蓋に彫られているグラスヒュッテ天文台の関係についてご紹介します。

アイアンウォーカーの文字盤にもあるCHRONOMETER(クロノメーター)という言葉は元々“時を計る装置”という意味です。

現在では公的な中立機関によって異なる姿勢と温度下で15日間に渡り検査し、ISO(国際標準化機構)に定められた基準を満たした時計を指します。よく知られている基準は平均日差-4秒 / +6秒以内に収めることです。ヴェンペの機械式時計はいずれもこの規格を満たし、一本一本にクロノメーター証明書がついています。

クロノメーターについての検定を行う公的機関は世界で一つというわけではありません。有名なのはスイスのラ・ショードフォンのCOSC(Controle Official Suisei des Chronometres)ですが、ヴェンぺの時計はドイツのグラスヒュッテ天文台で検定しています。余談ですが、かつて日本にも検定機関がありましたが、依頼件数減少により、1983年に検定業務を停止しています。

グラスヒュッテ天文台にはドイツ時計の歴史があります。

19世紀後半、グラスヒュッテに著名な時計師が次々と集まり、ドイツ時計の中心地となっていました。製作した時計を厳密に調整するためには、公式な基準となる時報が不可欠で、時報に必要な天文台は1910年に設立されました。

1930年代になると戦争によってドイツ時計産業は苦難の歴史を迎えます。

グラスヒュッテ天文台も戦後は廃墟と化してしまっていたが、2006年にヴェンぺが買い取り完全に再現し、天文台にドイツ初のクロノメーター検定機関を設置しました。その費用は300万ユーロ(約3〜4億円)にもなったそうです。

天文台設立当時、COSCはスイス製品以外の受付をしていなかったことも設立の動機でした。ドイツ•クロノメーターの特徴はケーシングされた状態で検査をすることで、より実用的なものになることです。COSCなどの一般的なクロノメーターはムーブメント単体で検査します。

ヴェンぺの時計には裏蓋に復興を遂げたグラスヒュッテ天文台のレリーフと、ドイツ語で天文台を意味する STERNWARTE の文字が彫られています。

今回ご紹介したモデルも含め、ヴェンペ アイアンウォーカーは現在保証期間延長キャンペーンも行っております。ぜひその歴史的な背景も含めお手に取ってお試しください。

WEMPE

IRON WALKER Automatic 40

WI100006

自動巻き、SS、ケース径:40mm、パワーリザーブ:約50時間、防水性:10気圧防水

価格(税込):396,000円

 

日本橋三越店 小林 啓太

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています