NOMOS GLASHÜTTE(ノモス グラスヒュッテ)
Tangent Neomatik(タンジェント ネオマティック)
TN130011W2
直径35.0mmの小ぶりで薄型なクラシック時計〈ノモス〉の、タンジェント ネオマティックのご紹介です。〈ノモス〉は東西ドイツが統一された後の1990年に、ドイツ時計産業の聖地ザクセン州グラスヒュッテにてデザイナーのローランド・シュヴェルトナー氏が設立したブランドです。
ノモスの特徴は何と言っても、この機能美を追求したシンプルなデザインです。
ご存じの方も多いと思いますが、「バウハウス」というモダンデザインの基礎を作り上げた造形芸術学校からはじまった、合理主義的、機能主義的なアート潮流の影響を強く受けています。
バウハウスでは「シンプル」とあわせて「コントラスト」も重視しており、3原色の赤・青・黄に、地色の白と基本色の黒の5色を提案しています。3原色の使い方としては赤系と青系は対立するものなどに配色し、それ以外の強調したい部分に黄系を使用する方法です。この時計のダイヤルに使用されているミニッツマーカーのシアンブルー、分針の赤、「neomatik」の文字のゴールドを黄色の要素とするのならば、文字盤の白、インデックスと針の黒とあわせて、バウハウスが作り上げた色彩論に基づいた配色となっているのではないでしょうか。
直線的な要素で構成されたケース側面は、厚みも6.9mmと非常に薄くなっています。
ムーブメントはDUW3001。ノモススウィングシステム搭載の厚さわずか3.2mmの薄型自社ムーブメントです。パーツの95%はグラスヒュッテで生産され、自動巻きの巻き上げ効率も94.2%と、とても高い数値です。ムーブメントの仕上げも美しく、グラスヒュッテストライプに、4分の3プレート、青焼きネジなど、この小さなムーブメントの中に、175年以上の歴史をもったグラスヒュッテの時計作りの伝統が息づいています。
NOMOS GLASHÜTTE(ノモス グラスヒュッテ)
Tangent Neomatik(タンジェント ネオマティック)
TN130011W2
自動巻き、SS、ケース径:35.0mm、防水性:30m
銀座三越店 園田