スイスの機械式時計ブランド「クロノスイス」から、最新作『NEO DIGITEUR CHRONOS/ネオ デジター クロノス』が発表されました。
2005年に発売された針のない機械式時計、初代「デジター」のデビューから20年後、2025年に「ネオ デジター」として復活し、さらに進化をとげた「デジター」。ヴィンテージのインスピレーションと機械的反逆の交差点で構想された「ネオ デジター」は、単なる時計ではなく、常識への挑戦、針のない機械式時計という大胆な試みです。この先駆的な精神が今、現代に蘇ります。
ゴールドに刻まれた「時の神」クロノス
『ネオ デジター クロノス』は、ブランド史上最も独創的なタイムピースのひとつです。2000年代初頭に創業者ゲルト・R・ラングが発表した伝説的なモデル「デジター」の魂を受け継ぎ、さらなる高みへと到達しています。
本作は単なる再解釈ではありません。ルツェルンの自社アトリエで、熟練の職人が5Nゴールド製ケースに一彫りずつ手作業で施した彫刻は、「立体的な時計芸術」へと変貌させました。中央に鎮座するのは、古代ギリシャの時の神であり、ブランド名の由来でもある「クロノス(Chronos)」です。この緻密なエングレービングは単なる装飾ではなく、時計の物語を紡ぐ「骨格」そのものなのです。

デジタルへの反逆児から、神話的なアイコンへ
初代「デジター」が登場した当時、針を持たず、機械式でありながらデジタルで時刻を表示するという革新的なアイデアは、伝統的な時計界を震撼させました。この「メカニカルな反逆精神」を現代に継承しつつ、象徴的に昇華させています。
従来の文字盤を廃し、彫刻が施されたゴールドケースの開口部(アパーチュアル)から時の流れを覗かせる意匠を採用。時の番人である「クロノス(Chronos)」は、その手に砂時計を携えています。
未来(砂時計上部:中央):「分」を表示。砂の粒が落ちるように、これから訪れる時を象徴します。
過去(砂時計下部:下部):「秒」を表示。すでに過ぎ去った時を刻みます。
現在(クロノスの大鎌上部:上部):「時」を表示。「ジャンピングアワー」の窓が配置され、一瞬で切り替わる「今」という遷移の瞬間を表現しています。
ケースからストラップへと続くギリシャのメアンダー(雷文)模様は、永遠に続く時の流れを象徴する古代の幾何学装飾であり、この世界観を完成させています。
手彫りエングレービングのアート
『ネオ デジター クロノス』の造形は、数週間にわたる忍耐強い手作業によって完成します。職人は伝統的なビュラン(彫刻刀)を使い、ソリッドゴールドの表面から「クロノス(Chronos)」の姿を浮き彫りにしていきます。
スタンプやレーザー加工とは異なり、手彫りは金属を一刀一刀削り取ることで、深み、躍動感、そして光の陰影を生み出します。一瞬の油断も許されない極限の集中力から生まれるその表面は、光の角度によって表情を変える「レリーフ彫刻」そのものです。ひとつとして同じものは存在せず、一つ一つのタイムピースに職人の魂が宿っています。
針を持たない「デジタル・レギュレーター」
その心臓部には、手巻きキャリバー「C.85757」が搭載され、この番号は、1983年にブランドが設立された最初のワークショップの郵便番号に由来します。また、自社開発のモジュールにより、分・秒ディスクのスムーズな進行を維持しながら、瞬時のジャンピングアワー制御を可能にしました。サファイアクリスタルのケースバックからは、ルツェルンのアトリエで施されたハンド ギョーシェ装飾が輝くブリッジやホイールを鑑賞できます。
『NEO DIGITEUR CHRONOS/ネオ デジター クロノス』は、世界限定33本のスペシャルエディションです。ご興味がある方は下記よりお問い合わせください。
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日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー/シェルマン TEL: 03-6225-2134
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銀座三越 本館6階 / シェルマン TEL:03-6228-6911

NEO DIGITEUR CHRONOS
CH-1371.2-GO
ムーブメント:手巻き、キャリバーC.85757(自社開発ジャンピングアワーモジュール搭載)
振動数:3Hz、21,600振動/時
パワーリザーブ:約48時間
12時位置: ジャンピングアワー
中央: スイープミニッツ
6時位置: スイープセコンド
ケース:5Nゴールド(65G)、手彫りサテンマット仕上げ、エッジはポリッシュ仕上げ、
ケースサイズ:縦 48mm × 横 30mm × 厚さ 9mm、ラグ幅20mm
風防:サファイアクリスタル(両面反射防止コーティング)
価格:14,520,000円(税込) ※2026年4月現在

