＜クロノスイス＞新作オーパスクロノグラフチタニウム

01/12/2024 01/12/2024

日本橋・三越店

1983年ドイツにて創業し、現在ではスイス/ルツェルンのアトリエにて、時計作りを続ける＜クロノスイス＞。

今回ご紹介する時計は、1995年、世界で初めての自動巻きスケルトンクロノグラフとして発表された「オーパスクロノグラフ」。（※オーパス=作品という意味を持ちます。）この機械式時計製造に革命をもたらしたモデルから、新作が発売されました。

「オーパスクロノグラフ」は、いくつもの細かいパーツから作られており、複雑時計の中身を覗くという時計愛好家の欲望を叶えた時計なのです…。ダイヤルから除く機械式時計の内部は、想像をはるかに超える多くのパーツが使用されており、その数なんと“300”以上。この細かなパーツをスケルトン加工するには、熟練された職人の手によって一つひとつ丁寧に手間暇をかけて作り上げられています。

精度に影響をおよぼさない範囲のぎりぎりまで丹念にそぎ落とされた各パーツは、ただ肉抜しただけではなく、一つひとつペルラージュ等の仕上げが施されており、同メーカーのこだわりと高い技術を感じ取ることができます。文字盤側のパーツを黒く着色することで反射が抑えられ、スケルトン化された時計にありがちな視認性の課題を解決しているように思われます。

今回発売されたグリーンとブルーの2色のダイヤルは、CVDコーティングが施され、魅力的なメタリックの輝きを放ち、この伝統的なタイムピースの美しさを継承しながらも、スタイリッシュに昇華させた新たな名作です。ケースはグレード５チタンを採用し、軽量化を図り着用性と使いやすさを追求しています。また、手首に馴染むテキスタイルストラップは、着け心地と耐久性を誇る「コーデュラナイロン」を採用。