JUNGHANS
MAX Bill by JUNGHANS Edition Set60
1861年に誕生した<ユンハンス>は鳩時計の製造から始まり、ドイツ最初のクォーツ腕時計や、世界初の電波式置時計を製作するなど、時計の歴史を語る上で欠かせない時計メーカーです。代表作「マックス・ビル」はバウハウス最後の巨匠と呼ばれた、マックス・ビル氏によってデザインされ、バウハウスの理念を基に、機能美を追求した作品として長く愛されています。今回は1961年に発表された腕時計、初代「マックス・ビル」の誕生から60周年を記念し製作された、自動巻き2本、電波時計1本の3本セットをご紹介します。
3本の中で最も定番モデルのデザインに近い自動巻きのモデルです。「マックス・ビル」はバウハウスならではの機能を優先し、無駄な装飾を省いたデザインが魅力です。時計のフォルムも独特でベゼルレスに近いケースデザインや短めのラグも特徴のひとつです。ドーム型の風防に合わせてボンベ文字盤にすることで視認性を高めています。12時位置の朱色のバーインデックスと、針のオレンジ色蓄光塗料、アンスラサイトPVDコーティングが施されたケースは3本共通のデザインとなっており、通常モデルにはない特別仕様となっております。
2本目の自動巻きタイプは、ユンハンスの現行ラインナップの中で唯一のレギュレーターモデルです。レギュレーターとは、時・分・秒のそれぞれが独立して時刻を表示しており、針の重なりを少なくすることで、より正確な時刻が読み取りやすくする機構です。もともと、時計修理師たちが時刻調整をする際に使用していた基準時計に見られたスタイルです。
電波時計は1日当たり1440回以上の時刻情報を受信する仕様で、1秒を2回に分けて進む秒針はより正確な時刻を受信して反映させるためです。デザイン面では現行のマックス・ビルシリーズの中で唯一のスモールセコンドタイプとなっております。1990年に世界で最初の電波腕時計を作った同メーカーの最新技術が詰まったモデルです。
ご紹介した3本セットはバウハウスという同じテーマを持ちながら、それぞれが個性を持ち、シチュエーションに合わせて選ぶ愉しみのある作品です。<ユンハンス>の歴史と魅力が詰まった数量限定の60周年記念モデルを、ぜひ店頭でご覧下さいませ。
JUNGHANS
MAX Bill by JUNGHANS Edition Set60
数量:世界限定1060セット
税込価格:638,000円 ※2022年9月現在
自動巻きタイプ:パワーリザーブ:約42時間、ケース素材:SS(PVDコーティング)、ケース径:38.0㎜、3気圧防水
電波時計タイプ:電池式、専用アプリと連動可、ケース素材:SS(PVDコーティング)、ケース径:38.0㎜、3気圧防水
銀座三越店 上野