＜ランディ・ブルー＞　Contemporanines Burgundy　銀座三越限定モデル

03/11/2021 05/14/2021

銀座・三越店

LUNDIS BLEUS（ランディ・ブルー）

Contemporanines Burgundy（バーガンディー）銀座三越特別限定モデル

スイスの独立時計工房＜ランディ・ブルー＞より、銀座三越特別限定モデル「バーガンディー」をご紹介いたします。

＜ランディ・ブルー＞は、スイスのラ・ショー・ド・フォンの時計学校で友人同士だったヨハン・ストーニ氏とバスティアン・ヴィリオメネ氏が、「いつか一緒に時計作りをする」という20年来の約束を果たし、2016年にスタートしたブランド。最大の特徴は焼結エナメルや、マラカイトやオニキスなど鉱物を用いた美しい文字盤です。

このエナメル文字盤のカラーである「バーガンディー」は、「ブルゴーニュ」の英語読みで、フランス東部ブルゴーニュ地方で作られるの赤ワインのことを指しています。日本語では「暗紅色」とも呼ばれ、やや黒みを帯びた赤い色になります。焼成時間が長いと黒くなってしまうなど微妙な調整が必要なため、赤系統の色をエナメルで再現するのは大変難しいそうです。この色をコレクションとしてラインナップしている点に＜ランディ・ブルー＞の技術力の高さが見て取れます。実際、超有名ブランドでエナメル製作を担当している方が、彼らの技術力に注目し就職を希望したというエピソードもあるほどです。

今回ご紹介する銀座三越特別限定モデルは、通常コレクションのモデルから針とインデックスをゴールドに変更、またストラップもブラウンに変更したことで、ワインのような深い赤がより際立ち、いっそう華やかな1本となっています。金属の地板に凹凸をつけることで波の様な模様を施してから釉薬を塗り焼き上げることで、奥行きのある複雑な表情にもご注目です。

文字盤の美しさに目を奪われがちの＜ランディ・ブルー＞ですが、ケースデザインもとても個性的です。ラグの部分、わずかに隙間があるのをご覧いただけるでしょうか。また、ケースは文字盤側からケースバックに向けて、わずかにすり鉢状にシェイプしています。これによってケースが絵画の額縁のような役割となり、文字盤を絵画のように魅せる効果をもたらしています。

裏蓋にはアルコールの分子構造からヒントを得たブランドロゴが配されています。＜ランディ・ブルー＞というブランド名に込められた「自らのペースで仕事を行う時計師としての独立性と自由への思い」を、ここからも感じ取ることが出来ます。