WEMPE
CHRONOMETERWERKE AUTOMATIC
Ref. WG090002

1878年創業の老舗時計宝飾店でありながら2006年に自社ブランドを立ち上げ、ウォッチメーカーとしても存在感を増しているヴェンペ。今回はヴェンペの自社製ムーブメントCW4を搭載しましたクロノメーターヴェルケ・オートマチックをご紹介いたします。

太めでがっしりとしたラグと11.5mmの厚さがドイツ時計らしい重厚な印象のケース。しかしラグをやや短めにし、これまでのクロノメーターヴェルケに比べてケース径を43mmから41mmに抑えたことで大きすぎない絶妙なバランスを実現しています。

ダイヤルには立体的に仕上げられたバーインデックスとリーフ針は無駄のないシンプルなデザインで視認性も高く、美しさと使いやすさを兼ね備えています。機能面でもセンターセコンドの3針にデイト表示とシンプルかつ実用的な構成で、ドイツ時計らしい機能美を感じさせます。

そしてシースルーバックから覗くムーブメントは同社が3年の月日をかけ開発した自動巻きキャリバーCW4。それまで開発してきた手巻きのムーブメントをベースにするのではなく一から自動巻きムーブメントを設計し、92時間ものロングパワーリザーブを実現しています。

オフセンターに取り付けられたローターは比重の重いタングステンを使用。その為小ぶりでもしっかりと巻き上がります。

また機能面だけでなくローター部分にも施されたグラスヒュッテストライプ、伝統の3/4プレート、エングレービングが施されたテンプ受けなど細部まで美しい仕上げが施されています。

余計な物を削ぎ落したドイツらしい質実剛健なデザイン。シンプルな中にも装飾・機能両面に感じられる拘りに老舗時計宝飾店の美学を感じさせる一本です。

ぜひ、店頭でお手に取ってご覧ください。

 

WEMPE
CHRONOMETERWERKE AUTOMATIC
Ref. WG090002

自動巻き(Cal.CW4)、SS、ケース径:41mm、防水性:3気圧防水
パワーリザーブ:約92時間
価格:1,122,000円(税込)

 

日本橋三越店 馬淵

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています