フランスのマニュファクチュール〈PEQUIGUNET〉が魅せる新作

09/16/2025 09/16/2025

日本橋・三越店

〈ペキニエ〉の2025年の新作として発表された「ロワイヤルパリ 39.5MM」を今回はご紹介します。

フランスの独立系マニュファクチュールメーカーとして、1973年の創業以来、その地位を確立してきた〈ペキニエ〉。時計の設計から組み立てまで、すべてを自社工房で一貫して手掛ける、希少なブランドです。

「ロワイヤルパリ 39.5MM」に搭載された自社ムーブメント「カリブルロワイヤル」は、318個もの部品で構成されています。「デイデイト」「ムーンフェイズ」「パワーリザーブ」といった機構を、モジュールを使用せず、ひとつのプレートに美しく配置しています。

今回の新作で最も注目すべきは、ケースデザインです。

従来の41mmからダウンサイジングされた39.5mmケースが、日本人男性の腕にも自然に収まりやすい心地よいサイズ感に仕上げられています。ベゼルの程よいボリューム感と、ラグのラインも手首に沿うよう設計されているため、装着感も抜群です。

適度に抑えられた厚みとケース側面の仕上げが、腕元を上品に引き締め、一味違う洗練されたエレガンスさを演出しています。

さらに従来、約88時間だったパワーリザーブは、約96時間へと進化を遂げています。

また、〈ペキニエ〉の自社ムーブメント「カリブルロワイヤル（EPM01）」は、日付と曜日の調整時に気をつけねばならない「禁止時間帯」がないことも魅力のひとつとなります。一般的な時計では、夜間の時間帯にデイト機能を操作すると、機械の故障に繋がるため、注意が必要ですが、ペキニエの自社ムーブメントは、安心して“今”に合わせることができます。