RAYMOND WEIL
MILLÉSIME CHRONOGRAPH
Ref.7765-ST-20001

レイモンド・ウェイルは2023年に、ヴィンテージデザインを現代時計製造の技術で表現したミレジム シリーズを発表、同年に高級時計の祭典「ジュネーブ ウォッチ グランプリ(GPHG)」にて部門賞を獲得し、その高いクオリティが世界に認められました。今回は同コレクションから新しくクロノグラフモデルが発表されましたのでご案内いたします。

GPHG2023を受賞した時刻表示だけの3針モデル【GPHG受賞<レイモンド・ウェイル>ミレジム オートマティック スモールセコンド | Dear Watch Lover】と同様に、1930年代に流行したセクターダイヤルのデザインを取り入れ、区切りごとに高さと仕上げを変えた立体感のある文字盤となっています。

クロノグラフ機能が追加されることで、左右のインダイヤルと外周のタキメーター表記が増え、より立体感のある文字盤となっており、さらに3針モデルと同じケース径である39.5㎜というクロノグラフとしては、小ぶりなケースに収められています。

 

フラットなベゼルとボックス型サファイアクリスタルガラスの組み合わせは、ヴィンテージウォッチを彷彿とさせ、文字盤のデザインともマッチ。伝統的な時計製造と、クラフトマンシップへのオマージュとしてデザインされたクラシカルな趣きのプッシュボタンは、中心部を窪ませており、押すときのフィット感や、操作性を良くするという意図があるように感じます。

文字盤カラーは、ブラックとミッドナイトブルーの2色展開。それぞれ革ベルトとブレスレット仕様があります。ミッドナイトブルー(7765-STC-50651)は写真のようないわゆる"逆パンダ文字盤"です。

ケースバックからは、ブランドイニシャルを象ったW 字型ローターの動きを鑑賞することができます。ムーブメントは3針モデルと比較するとパーツ数が増え、クロノグラフムーブメントならではの見応えがあります。

今回ご紹介したミレジムの新作は、ヴィンテージウォッチを想起させるデザインを現代に再現した<レイモンド・ウェイル>が提唱する「ネオ ヴィンテージウォッチ」と呼ぶにふさわしいモデルとなっています。

シェルマン銀座三越店では、11月27日(水)~12月10日(火)までの間、ミレジムを中心に「レイモンド・ウェイル フェア」を開催中です。是非この機会にお立ち寄りください。

 

MILLÉSIME CHRONOGRAPH
Ref.7765-ST-20001
自動巻き(RW5030)、パワーリザーブ:約56時間
ケース素材:SS、ケース径:39.5mm、厚さ: 12.9mm、防水:5気圧
価格:594,000円(税込) *2024年12月現在

銀座三越店 小林

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています