WEMPE
CHRONOMETERWERKE POWER RESERVE
Ref. WG080003

ヴェンペは1878年にドイツにて創業した老舗高級時計宝飾店です。

1905年からは航海用の高精度時計「マリンクロノメーター」の製造を開始し、今もなおマニュファクチュールメーカーとして、ドイツ時計業界を牽引しています。

こちらの時計はヴェンペオリジナルのマリンクロノメーターです。

マリンクロノメーターとは揺れる船の上で使用され、船の位置(経度)の測定ができる重要な航海計器です。かつての大航海時代、国が報奨金を出してその精度を多くの科学者に競わせるほどでした。

現在ではデジタル化に伴い、製造メーカーは減りましたが、ヴェンペは現在でもこの歴史的な計器を製作し続けています。

ご紹介の時計はこのマリンクロノメーターのデザインを取り入れており、クラシカルかつ時間の読みやすいシンプルなデザインとなっております。12時側に位置するのはパワーリザーブ表示であり、あとどのくらい時計が動くのかが一目で分かるようになっています。

この時計のもう一つの魅力は、ムーブメントの装飾にあります。

ムーブメントCW3は自社製であり、ハンドエングレービングのテンプ受け、スワンネック式のテンワ片振り調整、ビス止め式ゴールドシャトンのルビー受け、3/4プレート、といった、見所が詰まっています。これらの作りは「グラスヒュッテ様式」とも呼ばれ、ドイツ機械式時計の聖地グラスヒュッテで作られる高級時計に見られる仕上げであり、グラスヒュッテで時計作りをスタートした<ヴェンペ>らしいこだわりと言えるのではないでしょうか。

ぜひこの機会にお手に取っていただき、その魅力に触れてみてください。

 

WEMPE
CHRONOMETERWERKE POWER RESERVE
Ref. WG080003

手巻き(CW3)、約42時間パワーリザーブ、ドイツクロノメーター
ケース素材:ステンレススチール、ケース径:43.0mm、防水:3気圧防水
価格税込:1,045,000円 ※2022年6月現在

 

銀座三越店 小林

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています