PEQUIGNET(ペキニエ)

RUE ROYALE 4 Fonctions

リュー ロワイヤル キャトル・フォンクション

フランス唯一のマニファクチュールとして、モルトーに本拠地を構える<ペキニエ>。今回は2011年の発売開始から10年を経た自社ムーブ、Calibre Royal (カリブル ロワイヤル)を搭載したモデルをご紹介します。

時刻表示とパワーリザーブ、デイデイトとムーンフェイズの4つの機能を備えた「4 Fonctions (キャトル・フォンクション)」。特にこのモデルはギョシェダイヤルと青焼きを施した針の組み合わせで最もクラシックな印象を受けます。大ぶりのムーンフェイズが6時位置に配され、パワーリザーブと秒針の位置が左右対称に配置されているのが特徴的です。

 

機能的に特筆すべき点はデイデイトで、3枚のディスクを有するビック・デイデイト表示でありながら、各ディスクの段差が無く、優れた視認性を備えます。000に瞬時に切り替わるジャンピング機構で、一般的なカレンダーに見らえる操作禁止時間帯が無いなど、非常に使いやすい機構となっています。

ラグの形状は正面から見ると切り込みの入ったホーン型で、側面からはなだらかに腕に沿うようカーブしているのが分かります。比較的長くとられたラグの為、腕なじみは良いのではないでしょうか。

ムーブメントは彼らが自社開発した自動巻きのムーブメントである、カリブルロワイヤルが使用されています。主ゼンマイが1つのシングルバレルながら、88時間のロングパワーリザーブを備え、独自のセンターシャフト・ドライブ構造をとることで、メンテナンスの頻度を減らすことにも成功しています。

 

フランスらしい、独特の美的感覚を備えたモデル、ぜひお試しください。

 

PEQUIGNET(ペキニエ)

RUE ROYALE 4 Fonctions

Ref.9010437

自動巻き、SS、ケース径:42mm5気圧防水

価格(税込):1,210,000

 

日本橋三越店 竹下

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています