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CHRONO COS<ハブリング2>はランゲ&ゾーネやIWCで設計師を務めたリチャード・ハブリングとマリア・クリスティナ夫妻によって、2004年に設立されました。今回は彼らのコレクションから「CHRONO COS」をご紹介します。

COSとは(クラウンオペレーションシステム)の略で、スタート・ストップ・リセットをリューズで操作するクロノグラフです。もともと、1955年にニコレット・ウォッチ(Nicolet Watch S.A.)が発表した機構ですが、この機構を改良し、2年の歳月を経てリチャード・ハブリングが開発しました。

デザイン面ではクロノグラフを操作するプッシュボタンがないことと、艶やかな文字盤によってエレガントな印象を受けます。文字盤のディティールに目を向けてみると、中央は縦方向のヘアライン、インデックスのある外周はリング状の仕上げ、スモールセコンドは細かい溝が施されています。これらの仕上げの違いにより、ブラックで統一された文字盤は光の当たり方によって様々な表情を見せてくれます。

クロノ針と分針は昔ながらの時計づくりにならい、先端にカーブをかけることで文字盤に針先を近づけています。また、黒色の文字盤と白色の目盛りはコントラストがはっきりとしているので、視認性に優れます。

ムーブメントはバルジュー7750をベースに改良した「Cal.A08-COS」を使用しています。ローターはこのモデルの特別仕様になっており、中心部分をリューズに例え、COSの操作方法が刻まれています。

<ハブリング2>のモデルの中でも、クロノグラフを得意とするリチャード・ハブリングならではの特別なモデルです。現在は制作しておらず、数に限りがございますので、ご興味を持たれた方は、お早めにお問い合わせいただければ幸いです。

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CHRONO COS

自動巻きA08-COS(ETA7750ベース)、パワーリザーブ約48時間、
ケース:SS、直径42.0mm、5気圧防水
価格:990,000円(税込) ※2022年8月現在

銀座三越店 小林

シェルマンオフィシャルサイト

1971年にアンティークショップとして創業したシェルマンは、パテック・フィリップをはじめとしたアンティークウォッチの名品の数々や美術工芸品ともいえるアンティークジュエリーを中心に展開してまいりました。
そして現在は、大手メゾンに属さず時計づくりに励む独立時計師のユニークな作品、独自の信念やこだわりを持って製作される現行ブランドの時計、複雑機構を搭載したクォーツ式のオリジナルウォッチの開発・製作など、アンティークの枠を越え、時代や流行を越えて受け継がれる名品をコンセプトに、幅広いジャンルの作品を取り扱っています